認知症と入れ歯の話
お知らせ 2016年04月06日
H28.4.3、フジテレビの『新報道2001』という番組の中で【認知症と入れ歯】の話が取り上げられていました。
内容はというと、しっかり噛める入れ歯を作ることで認知症の進行の予防、踏ん張りがきくことでの転倒の予防、全身の筋力の増加(車いすを利用されていた方が歩行器付きで走れるまでになった)など、様々な効果をもたらすことが紹介されました。
取り上げられたのは大分県佐伯市でご開業されている河原英雄先生です。
私は1年半前に河原先生の総入れ歯のセミナーを受講させていただきました。
セミナーの中で、総入れ歯を使っているが痛くてかめない患者さんの入れ歯の調整をみさせていただくことが出来ました。
実際に患者さんをセミナー会場にお呼びし、河原先生が診査、診断、調整をされました。
もちろん患者さんは何度もかかりつけ医に調整してもらったがうまくいかなかった方です。
河原先生が調整を終えると信じられない光景が・・・!
患者さんがリンゴ、海苔巻きを食べれるようになったのです!そして煎餅をバリバリと食べるのです!
映像なら編集も可能でしょうが、今起こっていることはLIVEなのです!
目の前の光景に衝撃と感動を覚え、ふわふわとした魔法にかけられたような感覚に陥ったのを今でも覚えています。
すぐさま河原先生の本を読み返し、それ以降診療に取り入れています。
噛める入れ歯で患者さんの日常が豊かになり、QOL(生活の質)向上に繋がれば幸いです。
福岡市西区の歯医者なら原田歯科医院